給料の仕訳

(日商 簿記3級 第106回 第1問より)
【問題】従業員への給料の支払いにあたって、給料総額¥320,000のうち、先に立替払いしていた従業員の生命保険料¥12,000と、所得税の源泉徴収分¥14,500を差し引き、残額を当座預金口座から従業員の普通預金口座へ振り込んだ。

【ヒント】
1.給料の仕訳です。天引きした残額を従業員の口座へ振り込みます。

【解答】

給料320,000従業員立替金12,000
所得税預り金14,500
当座預金293,500


(別解)
給料320,000立替金12,000
預り金14,500
当座預金293,500



【解説】
給料から差し引かれるものは、意外にたくさんあります。
税金:個人が負担する所得税と住民税が差し引かれます。
社会保険料:厚生年金と健康保険料の個人負担分が差し引かれます。
労働保険料:雇用保険の個人負担分が差し引かれます。
貸付金や立替金:当店が従業員に貸し付けたり、立て替えている金額が差し引かれます。
家賃や弁当代:会社に寮がある場合などは、家賃が差し引かれることがあります。
また、工場などでお昼の弁当がだされる場合は、弁当代が差し引かれます。

何が差し引かれるかは、会社によって異なります。問題文をよく読んで適切な仕訳をしてください。


聞きなれない表現が多いですが、問題文をじっくり読み、正しい仕訳をするトレーニングが簿記3級合格への第一歩です。
慣れてくれば、スピードと正確性を重視した練習をしてください。
取引の本質を仕訳で表現し、集計することで実務に役に立つ会計の力が身につきます。